Dokudami Princess 2: Dark Ocean

Dokudami Princess 2: Dark Ocean


物語を表現したアルバムです。全16曲です。
FC音源を使用しています。0CC-FamiTrackerで作成しました。
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前回までのあらすじ

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ここは、葉人(はびと)という生物が暮らす世界である。葉人には様々な種族がいる。
荒野のど真ん中に、ドクダミ族の住む王国がある。ドクダミ族の少女シブキは、国王の娘である。
ある日、ドクダミ王国は、ファームファミリアという機械兵の軍団に襲撃され、壊滅状態となった。
シブキと両親はウィーズランドに引っ越し、シブキは学園に編入学することになった。
シブキは夜、月を見上げる。最近、月の色が薄くなってきている。昼間の日照量も減ってきている。原因は分かっていない。
ウィーズランドにもファームファミリアが襲ってきた。
シブキは学園の生徒3人(ヒメオドリコソウのラミー、ヒメジョオンのクレア、ハルジオンのリコル)とともに目撃情報を集め、
ファームファミリアが北の方からやってきたことを突き止める。
4人はウィーズランドの北に城を見つける。城主はバラ族のイングルという剣士だった。
イングルは説得に応じず、シブキたちに襲い掛かる。深手を負ったイングルは逃げて行った。
シブキが一旦ドクダミ王国に帰ると、国民は皆無事だった。シブキは両親を王国に残し、しばらくウィーズランドで経験を積むことに決めた。


登場人物 その1

・シブキ

ドクダミ族。ドクダミ王国国王の娘。回復の術が得意。

・ラミー

ヒメオドリコソウ族。ウィーズランド学園の生徒。少々臆病だが、身軽。

・クレア

ヒメジョオン族。ウィーズランド学園の生徒。魔力の壁を作ることができる。
リコルと協力して、さらに強固なシールドを張ることも可能。
・リコル

ハルジオン族。ウィーズランド学園の生徒。魔力の盾を作ることができる。
なぜかクレアの近くにいることが多い。

・ソア

ノビル族。ウィーズランド学園の生徒。

・プリッチ

ノアザミ族。ウィーズランド学園の生徒。



曲目


01 Reduction Of Sunlight

太陽も月もどんどん暗くなっていく。このままでは世界が闇に包まれてしまう。

02 Weedsland School

イングルとの戦いから3日後の朝、シブキは学園に向かう。
先週はファームファミリアのせいで休校になっていたため、今日が実質的な初登校日である。

03 History Class

シブキたちは歴史の授業を受ける。シブキにとっては知らないことだらけだった。かつてここは人類が住む大都市だった。
記録によると、ある日魔力の大爆発が起き、地割れが起きた。地形は大きく変化し、町のつながりがめちゃくちゃになった。
都市には見えない壁ができ、他の地域に行くことができなくなったという。葉人はその後に現れた。
葉人は人類の文化の一部を受け継いだ。しかし、人類はいつの間にか姿を消していた。原因は未だ分かっていない。

04 After School

放課後、シブキはヒメオドリコソウのラミー、ヒメジョオンのクレア、ハルジオンのリコルの3人に案内され、学園の中を見て回る。

05 Mysterious Wall In Basement

シブキたちは、学園の地下に降りる。壁に不自然な切れ目があるのを発見する。
シブキたちが思い切り壁を押すと、倉庫のような場所に出た。そこに、人類が残した文書があった。

06 Old Documents

ある場所に、固く閉ざされた大きな扉があるという。
文書には、扉のおおまかな位置も書かれていた。それは、ドクダミ王国の北の外れにある扉である。王国では死者の扉と呼ばれているものだ。
王国では、死者の魂が異界へ旅立つための扉と言い伝えられていた。今まで誰も扉を開こうとはしなかった。
文書によると、扉を開けられる者は一人もいなかったという。

07 Preparations For A Trip

シブキは、扉が外界につながっているのではないかと考えた。
イングルやファームファミリアは外界から来た可能性がある。太陽の異変も、外に行けば何かわかるかもしれない。
4人は出発の準備をする。ノビルのソアとノアザミのプリッチもいつの間にか加わる。
シブキは世界についてあまり詳しくないため、5人から話を聞く。5人は、授業で習ったことを断片的に話し始める。
この世界には元々植物というものが存在した。葉人は、植物が変異したものと考えられているが、体の構造は一部を除いて大きく異なる。
頭部の葉で光合成をすることができるが、それ以外の部分は人間に近い。
ドクダミ族、ヒメオドリコソウ族、という呼び方も、葉や花が植物の名からとられたものだ。
葉人は、ある程度鍛錬すれば魔術を使うことができる。
ウィーズランドに住む葉人は、皆かつて雑草と呼ばれた種族である。
雑草はかつて農業や園芸における邪魔者であった。先日戦ったイングルはバラ族で、園芸植物の括りだった。
シブキたちは再び購買部で自動荷車を借りる。

08 Going Through The Wilderness

6人は自動荷車に乗り、死者の扉に向かう。
シブキには不安もあったが、それよりも未知の世界に対する好奇心の方が勝っていた。

09 Deceased Door

死者の扉が見えてきた。6人は荷車を降りる。
シブキたちはその場で考え込む。
「どうやったら開くかな。解呪の魔術は仕掛けには効かないし……」と、シブキは腕組みしながらぶつぶつ言う。
プリッチが扉に手を伸ばすと、かちっという音が鳴る。扉は簡単に開いてしまった。シブキは、解せない様子で目を細める。
「人類には開けられなかったのに、なぜ開いたんだろう?」とシブキはつぶやく。
「さあ。でも、イングルがここから出入りしてたんなら、開いててもおかしくないね」とソアは苦笑いして言う。

10 Dark Ocean And Doors

扉を開けて出ると、シブキたちの体が宙に浮いた。地面はなく、ただ広く黒い空間が広がっている。
「もしかして、これが宇宙?」とプリッチがつぶやく。
リコルは「宇宙は空の上にあって、空気がないって聞いたけど……」と言う。
シブキは扉を抜けた後のことを何も考えていなかった。6人は途方に暮れてしまった。
ラミーはため息をつきながら両手を動かすと、体が動いた。「ここ、泳げるみたい」と、ラミーははしゃぐが、すぐに立ち止まって口をふさぐ。
しばらく進むと、黒い海の中に、扉が多数浮かんでいることに気付く。

11 Approaching Figures

扉とは異なる影が見えてきた。それは次第に大きくなり、こちらに近づいてくる。
「嫌な予感がする。逃げよう」とクレアは血相を変えて言う。シブキは「でも、逃げたらまた町が……」と言って断る。

12 Farm Familiar Gun Force

影の正体は、ファームファミリアの群れだった。今度は銃を構えている。
「やる気まんまんだねえ……」とプリッチは気の抜けた声で言う。
リコルが「標的はわたしたちだよ」とつぶやくと、プリッチの表情がこわばる。
クレアとリコルは、6人全員を覆うようにシールドを張る。巨大なシールドはファームファミリアたちが放った銃弾を跳ね返す。

13 Raid Of Raptis, Lily

ファームファミリア軍団の背後から、槍を持った女性が現れた。
プリッチが「誰?」と叫ぶと、彼女は「わたしはユリ族のラプティスだ」と名乗った。
ソアは「答えなくてもいいのに」とつぶやく。
ラプティスが槍を振り回すと、先から光の刃が飛び出す。何とかシールドで食い止めるが、6人ははじき飛ばされてしまった。
ここで戦うのは不利だと考え、シブキたちは近くの世界に逃げ込むことにした。
ちょうど視界に入ってきたのは、黄色く大きな扉だった。

14 Conflict On The Moon

「ここ、月じゃない…?」とラミーがつぶやく。目の前に広がるのは砂の大地で、ところどころに窪みがある。
「考えてる場合じゃない。来るよ」とクレアが諫める。6人は扉から離れて準備を整える。シブキは、ソアとプリッチに、何か得意な術はないかと尋ねる。
ソアは魔力を球状にまとめる能力を、プリッチは魔力でとげを作り出す能力を持っている。シブキはとっさに作戦を思い付き、5人に伝える。
ラプティスたちが月に足を踏み入れると、クレアとリコルは地面に魔力の壁を設置する。
壁の裏で、ソアはエネルギーの球を作る。球は次第に大きくなっていく。
プリッチは手のひらからとげを放出し、次々と球の中に込めていく。シブキとラミーは足に魔力を込める。
こうしている間にも、銃弾と刃が壁に刺さり、ひび割れていく。そろそろ限界だ、というところで、シブキは「ラミー、いくよ」と指示を出す。
ソアはエネルギー球を上に放り投げる。シブキとラミーは跳び上がると、同時にエネルギー球を蹴る。
エネルギー球は勢いよくラプティスたちの方へ飛んでいく。エネルギー球は無数の銃弾を浴び、破裂する。
すると、中に込められた大量のとげが飛び出し、ラプティスたちに襲い掛かる。ファームファミリアは次々と倒れていく。
ラプティスは槍を振り回してとげを払おうとする。しかし、全ては防ぎきれず、腹部に十数本のとげが刺さり、ああと唸り声を上げる。
ラプティスは腹に刺さったとげを抜きながら、扉の外へ出て行った。

一方、シブキとラミーは足を痛めてしまった。シブキはすぐさまラミーの足に治療の術をかける。
ラミーは「わたしはいいから、シブキの足を先に……」と言うが、シブキは黙ったまま手を止めなかった。
ソアは「同時にやればいいのに」と小声で言う。

15 Darkening

その頃、雑草の世界はすっかり闇に包まれていた。
日没の時間はまだにもかかわらず、太陽が姿を消してしまったのである。
ある者はこの世の終わりだと怯え、またある者は日食だと言って喜んだ。

16 Ambition Of Garden Plants

ラプティスを退けたシブキたちだったが、園芸植物たちの計画はこれで終わりではない。
シブキたちの冒険はまだまだ続く。



登場人物 その2

・ラプティス

ユリ族の槍使い。ウィーズランドを襲撃しようとしていた。



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