近況について


雑記については約一年ぶりの更新です。特に書くことがなかったためです。とりあえず今年試してみたことについて振り返ってみます。思い出したら何か追記するかもしれません。

Defle Maskを使ってみた

様々な音源に対応したTrackerです。私は今年に入ってから使い始めました。ファミコン、セガマークIII(SN76489)、ゲームボーイ、PCエンジン、メガドライブ、コモドール64の各音源や、YM2612(OPM)を使用することができます。かなり直感的な音作りができます。ただし、FamiTracker等とは異なり、Instrumentの設定において、基本的にリリースという概念がありません(ループ機能はあります)。パターンエディタ上で音量変化を打ち込むなどの工夫が必要です。Trackerの中でも割ととっつきやすい部類だと思います。Defle Maskを利用して作ったのが、4月に公開した『魔胞子の谷』です。PCエンジン音源を使用しています。

SnevenTrackerを使ってみた

セガマークIII(SN76489)の音源が使用できるTrackerです。
パン振りできるエフェクトもあり、ステレオで打ち込めばゲームギアの仕様で曲を作ったことになります。
HertzDevil氏がFamiTrackerを改造したものです。そのため、FamiTrackerからSnevenTrackerへ、パターンエディタの内容をコピー&ペーストで貼り付けることもできます。
SN76489は低音が出せない(A-1が最低、B-7が最高)、ノイズは通常3段階の周波数(L,M,H)しか選べない(Cを選ぶとch3の周波数と連動する)、といった制約もあります。
しかし、音量・ピッチの変化の仕方やノイズの質感等が独特で面白いです。細かい仕様は現在調査中です。
WAV出力だけでなく、VGMファイルの出力にも対応しています。録音するには、スペースキーでedit modeに切り替え、メニューバーのTrackerタブをクリックし、Log VGM Fileを選択します。そして、曲を先頭から再生し、録音を終えたいところで停止するとVGMファイルが出力されます。

その他

AmazonのKDPで電子書籍を出版しました。鍋田九三(なべたきゅうぞう)という名義を使用しています。
第1弾は『篭の中の竜 バルベンティア魔法物語』という小説です。今まで書き溜めていたものに加筆修正したものです。『狙われたお茶会』『魔胞子の谷』と少しだけつながりがあります。
Wordだけで何とかなりました。まだストックはあるので、今後も色々出すかもしれません。
"Blank Novel"は、第4話までの曲とプロットがほぼ完成していますが、動画(紙芝居)は手つかずの状態です。
ほかにも作りたいものが色々あって遅れています。今年度中には完成させたいです。












余談

全く関係ないですが、今年、NHKEテレの『ざわざわ森のがんこちゃん』が20周年を迎えました。 大晦日に特番もあるそうで、興奮気味です。道徳の教材として作られていますが、娯楽作品としても楽しめます。さりげなく重い設定だったり、軽い社会風刺を含んでいたり、といった側面もあります。
人形や背景もよくできています。2011~2016年度の放送に関しては、公式サイトで視聴可能です。20周年記念の特設サイトでは、「よりぬきがんこちゃん」として、過去のエピソードの一部も配信されています。関係者でもないのになぜか宣伝してしまいました。



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